LP-Sサぺリ
フラッグシップ
アフリカンマホガニー(サぺリ)ボディー、ネック、ハードメイプルトップ、インディアンローズウッド指板、高級機種で縞黒檀・・・
国産のギブソンタイプのギターはこれらの材で作られてきましたが、70年代後半から全くアップデートされず、もう既に40年です。
現行ギブソンはその間に、レスポール80、59ヴィンテージ、リイッシュー、ヒストリックというように、レスポールリイッシューを4回フルモデルチェンジしています。
そして、それは、59ヴィンテージの段階で、音は言うまでもなく、見た目の再現性でも国産を越えていました。
日本でエレキギターが作られ出してから、ヴァン・ヘイレンの登場までの時間が短かった事、80年代半ばに超円高政策がとられた事。
ヴァン・ヘイレンの登場とヘビー・メタルブームで、フロイドローズが付いていないギターの人気が陰り、その後スラッシュの登場によるレスポール人気の再燃と時期を同じくして超円高政策がとられてしまった・・・
フロイドローズが付いていないとダメとなると、レスポールやストラトなどは作っても売れなくなるので商品のアップデートも滞りますし、レスポールなどのヴィンテージスタイルのギターの人気が再燃しても、アメリカ製の本物が買える値段になってしまえば、皆国産ではなくギブソン製を買いますよね。
その後、変なナショナリズムの勃興。
商品の中身は40年変わっていないのに、何故か安心の日本製・・・
残念ながら、日本で作られたフェンダーやギブソンのコピー商品には、成熟に到達するまでの時間は与えられていなかったと思います。
しかし、こちらで製作するLP-Sサぺリは、失われた40年を埋めて余りある仕上がりにあると自負します。
この縞々材見覚えがあるでしょ?これがサぺリ(アフリカンマホガニー)です。
これも見覚えがある材ですよね。
国産ギターの指板材のスタンダード、インディアンローズウッドです。
上級機種には、縞黒檀が使われていたのを覚えている人も多いのではないでしょうか?
当店作成のLP-Sサぺリには、写真のホンジュラスローズウッドを指板材として使用します。
こちらのギターに使用するパーツについては、LP-Sマホガニーと同じです。
付属するハードケースはSKBのシェルケースです。
イースタンメイプルのトップ材も選べます。
フレットのサイズも、59前半、後半、そして幅は59を踏襲しながら、より背が高いものの3種類から選べます。
こちらでは、ギターの音として完成しているギターを製作しています。
それは、当たりのヴィンテージギターのサウンドを持つギター。
言い換えれば、ピックアップチェッカー、アンプチェッカー、キャビネットチェッカー、アンプシミュレーターチェッカーとして機能するレベルで、音を練り上げたギターです。
ですので、整備されたヴィンテージアンプと合わせてご使用ください。
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